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富士川インター下り線側展望台から望む夜の富士
浜松から東京方面へ行くと道中デデーンと富士山が見えます。助手席に乗っているとついつい撮ってしまい富士山の写真がどんどん増殖してしまいます。困ったものです。
思えば、僕が初めて手にしたカメラは家にあったいわゆるバカ○ョンカメラというやつで、単焦点でオートフォーカスがあってフラッシュもついている、コンパクトフィルムカメラでした。もっぱら旅行に行ったときに親が使っておりました。
月日は流れ、大学生の頃、デジタルカメラという物が一般に普及し始めました。最初に自分で買ったカメラは(写るんですを除く)オリンパスのC-820Lでした、81万画素の単焦点コンパクトタイプで、撮れるのはXGA程度の画像でした。写真屋さんに現像に出さなくても直接PCに入れられる便利さに夢中になり、かなり使っていました。今見てみるとダイナミックレンジも低く、補色フィルターっぽい色で色再現性も悪く、画質的には見るものは無いですね。
次に買ったのが、同じくオリンパスのC-1000Lでした。これも85万画素でXGAまででしたが、3倍ズームが便利でしたね。1/2インチのCCDを使っているだけあってC820Lより画質もよかったように思います。ただ一眼レフっぽい形が非常にかさばって、ついでに動作が非常に緩慢、さらにスマートメディアのデータが消えまくったのでそのうち使わなくなっていきました。この頃はもっぱらメモ用やweb用に使っていましたので、この機種はあまりそういう使い方に合ってはいなかったのでしょう。今見てみたら、焦点距離が35mmフィルム換算で50-150mmというとんでもない3倍ズームなんですね。上位機種のC-1400Lが2/3インチCCDで36-110mmになっているので、レンズはC-1400Lと共用でしょうか。どおりで広角弱いと思った…思えば当時は「3倍ズーム!」というところだけは分かって居たのですが、何が3倍なのか、焦点距離って何なのか、とか全然知らなかったわけです。
その後しばらくデジカメは使わなかったのですが、2001年にもう一度デジカメを手にします。カシオのQV-2400UXです。これはレンズ部が回転できるため非常に便利に使えました。200万画素、撮影サイズもUXGAまでいけて、記録メディアはコンパクトフラッシュでしたのでスマートメディアとちがってデータが消える心配もまずありません。画質的にもメモやweb用であればようやく不満が無くなりました。ただ、起動時間が若干かかるのだけが不満でした。
引き続きメモ用のデジカメということでカシオのEXLIM EX-Z40を買いました。400万画素、2304×1728までの画像が撮影できました。これはコンパクトさが非常によかった。胸ポケットに気軽に入れて持ち歩けるほどの小ささでした。ただ、その代わり高感度時のノイズが非常に気になりました。前の200万画素機(QV2400)と比べてもノイズが非常に多かった。高画素化に伴う画質低下をハッキリ認識したモデルでもありました。ノイズ以外では特に不満はなく、コンパクトで動作も速く、あとクレイドルもちゃんと付いていたりするあたりは非常に使いやすいモデルでしたね。
EXLIMのノイズに嫌気をさして衝動買いしたのが富士フイルムのFinepix F10です。ISO1600まで使える高感度にシビれました。画質低下を顧みない高画素化を続けていたコンデジの、これは大きな転換点となったモデルですね。この機種以降、ちょっと時間をおいて雨後の竹の子のように高感度、手ぶれ補正の付いた機種があふれて来たわけです。
ココまでは、カメラの詳しい事は知らず、オートである程度綺麗に撮れるカメラをメモ用に求めていたわけですが、その用途ではこのF10が今のところ最適の機種と言えるでしょう。後継機種のF11でマニュアル撮影が容易になったりしましたが、マニュアル撮影については一眼レフに譲ったため、まだしばらくはF10でいけそうです。ただちょっと問題があるとすれば、若干ボディが厚くて胸ポケットに入れるにはちょっとキツイこと。あと、クレイドルが無くて謎の物体経由でPCに接続するという使い勝手の悪さでしょうか。
Finepix F10の後、デジタル一眼レフに手を出してしまうわけですが、それはまた後ほど。
夜富士ktkr!
テラカッコヨス。